大気汚染防止法、建築基準法などアスベストに関わる法律の規制について - フジテクノ株式会社

大気汚染防止法、建築基準法などアスベストに関わる法律の規制について

アスベストと法律の規制について

アスベストは、その粉じんを吸入することにより、肺がん、中皮腫等の重篤な健康障害を引き起こすおそれがあることから、現在は石綿含有製品(石綿及び石綿をその重量の 0.1 %を超えて含有する全てのもの)の製造、輸入、譲渡、提供、使用が全面的に禁止されています。 アスベストの規制は、大気汚染防止法、建築基準法、労働安全衛生法、廃棄物処理法等、さまざまな法律によって行われています。これらの法律では、アスベストの製造、輸入、使用、廃棄等について、厳しい規制を設けています。

アスベストを規制する法律とその内容について

大気汚染防止法

アスベストを特定粉じんとみなし、製造施設の届出、および敷地境界での測定基準が定められています。

建築基準法

アスベストの使用を禁止し、既存建築物の増改築時には原則としてアスベストの除去を義務付けています。

労働安全衛生法

アスベストの製造、輸入、使用、廃棄等について、厳しい規制を設けています。

廃棄物処理法

アスベスト含有廃棄物の適正保管と処分について、厳しい規制を設けています。

じん肺法

アスベストの粉じんにばく露された労働者の健康保護を目的とした法律です。

石綿障害予防規則

アスベストの粉じんにばく露された労働者の健康保護を目的とした法律です。

特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律(PRTR法)

アスベストの製造、輸入、使用等について、排出量を把握し、管理を改善するための法律です。 アスベストは、その危険性が認識されているにもかかわらず、いまだに多くの建造物に使用されています。アスベストの危険性について理解し、アスベストの除去を促進することが重要です。

CONTACT

PAGE TOP